無料オンラインゲームのちょっと怖い話

最近、国内でもオンラインゲームのログイン情報(ユーザーIDやパスワード)を盗み取るウイルスが増加傾向にあります。

特にセキュリティ対策が不十分なパソコンでは、危険なサイトにアクセスするだけで感染するケースもあるようです。

Microsoft Updateの未実施や、セキュリティソフトの導入をしていない方は特に注意が必要です。

アカウントを狙ったハッキング被害

オンラインゲームのアカウントを狙うハッキング被害は、昔から続いている問題です。2007年にウェブルート・ソフトウェア社が発表した調査でも、国内のプレイヤーを標的にした被害が多く報告されました。

ウイルスを仕掛ける目的は、ゲーム内アイテムや仮想通貨を盗み出し、それをRMT(リアルマネートレード)などで現金化するためです。

手口は年々巧妙化しており、掲示板に貼られたリンクや、悪質なサイトを閲覧しただけでウイルスに感染することもあります。

こうした被害を防ぐには、Windowsの更新やセキュリティソフトによる保護など、日頃から自己防衛を心がける必要があります。

最新のウイルスは防げないことも

注意すべき点として、最新のウイルスにはまだ対応していないセキュリティソフトもあるということです。

そのため、知らないリンクを不用意に開かない、怪しいサイトにアクセスしないなど、日頃からの意識がとても大切です。

私自身が以前遊んでいたオンラインゲームでも、ハッキング被害が多発し、それをきっかけに引退する人が続出したことがありました。

アカウント管理は簡単なようで難しいですが、少しの注意で大きな被害を防ぐことができます。どうか十分に気をつけてください。

※この情報は過去のITpro様の記事を参考に構成していますが、現在も通じる大切な注意点としてご紹介しています。