無料オンラインRPG「マビノギ」のサーバーに不正にアクセスして、仮想通貨約3600万円相当を盗んだ高校2年生の少年(16)が逮捕されました。昨年10月4日から6日までの間、自宅パソコンからネット上で配布されているソフトを使って他人のIDを割り出し、ポイント購入の「確認画面」を不正に操作するのが手口だったようです。

「どうしてもゲームがしたかった。エレガントゴシックドレスがほしかった」が動機のようですが、
「たかがゲームのポイントを増やしただけ」と話しているようです。
なんか突っ込みどころが満載のニュースなので思わず記事にしちゃいました。ネット上で配布されているソフトで企業への不正アクセスが可能であり、その行為を自宅のパソコンを使ってするような浅はかな考えの持ち主でも実行できるのが驚きです。

3日間で3600万相当も盗むという大胆さは、本人が言うとおり罪の意識が「たかがゲームのポイントを増やしただけ」だったのでしょう。仮想通貨であることやRMTなど生々しい話は抜きにしても、正規のルートで販売しているものを盗むのは犯罪になるのは当然なんですけどね・・

今回は金額が大きすぎたせいで公になっていますが、以前私が遊んでいたオンラインゲームではアイテムの不正な増殖や、グラフィックのスキンを変更することが一般のプレイヤーにまで浸透していたものが数タイトルありました。今回に比べたら小さいことに思うかもしれませんが、規約違反になる行為を裏技として認識するのは危険なことです。

なぜ「無料オンラインゲーム」なのか、運営はどこで利益を上げているのかって事を考えれば分かると思うのですが…。