プレイヤー同士で対戦したりや協力プレイで楽しむTPS「鉄鬼」のレビュー。

鉄鬼は無料オンラインゲームでは数少ないロボットに乗り込み戦う3人称視点のガンシューティングゲームです。

今回のレビューは、2010年1月27日の正式サービス開始前に開催されているオープンβの状況になります。 鉄鬼の目玉の一つになるプレイヤー同士が協力してCPU相手に戦うキャンペーンモードが実装される前のレビューになりますが、 基本的なゲーム性などを中心に紹介してみます。

操作方法はオーソドックスなFPSとほぼ同じ


操作方法のSS
基本的な操作方法はオーソドックスなFPSとほぼ同じなのでTPSの経験者ならすんなり馴染めそう。

リコイル(銃の反動)やブレも非常にマイルドで、連射しても狙ったところに纏まってに飛ぶ感じ。 ただし、発射して即着弾ではないため銃の種類によっては予測撃ちをしないと正確にAimしてもかわされることがあります。

ロボットのタイプにより距離適性がしっかりなされている上、 基本的に攻撃参加しない支援型もあるので、 陣形をとってプレイヤー同士が役割を果たせたチームが勝つようなバランスになっています。

また、レベルによりロボットの種類がアンロックされるため、初期状態では軽量型の1機体だけしか使用できませんが、 弱い順に開放されていくわけではないので、軽量型の初期装備でも性能的に十分活躍できるので安心です。

チュートリアルで基本的な操作方法と軽い実践


ゲーム開始時にチュートリアルが始まり、基本的な操作方法とストーリー形式の軽い実践が展開。 それをクリアすると対人戦に参加出来ますが、トレーニングによりソロで練習することも可能です。

また、階級が上がると使用できるロボットの種類が増え、それらの練習も行えるようになります。 特殊な銃器が多い仕様のため、ショップで装着した装備のままトレーニングに参加させてくれる購入前の試し撃ちもありがたいシステムです。

現在実装されているゲームモードは数少ないですが、最大16vs16での集団戦では、ボスロボットを巡る攻防、爆破ミッション、キャンペーンなど、 単純な倒し合いだけではない戦略的なゲームモードが実装予定になっています。

総合評価


ロボットだけあって人間型のFPSよりも耐久力が硬く設定されているのが特徴。

FPS初心者でも何が何だかわからないうちにスナイパー系に一方的に倒されることが少ないので、 ライトゲーマーでも十分に楽しめるのが利点になっています。

その反面、攻めあぐねると泥仕合になることも多く、 リスポーンのあるデスマッチではどちらかが集団で攻めこまない限り、 強力な回復により削り切れず消耗戦になりやすいのが賛否両論となりそうです。

対人メインのゲームなので銃器などの直接強さに関わる課金アイテムにも注目が集まるところ。

人気FPS「サドンアタック」を初めとして、 ユーザーから高評価を得ている「ゲームヤロウ」が運営していることもあり、 ゲーム内容と課金バランス両方に期待したいですね。

役割分担して陣形を作って戦う鉄鬼のゲーム性から、 今回のレビューでは実装前のキャンペーンモードが非常に楽しそうに感じました。

正式開始の1/27と同時に実装されるそうなので是非参加しようと思っています。

紹介ページ:鉄鬼
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